細靄雑記帳

自分の趣味を淡々と書き連ねていくだけの雑記帳

アストルティア追悼紀行-0

最近、大人の財力を以て昔の心残りを清算している。

例えば、途中までしか買えずに最後までは読まなかった漫画の残りを買い漁ったり

欲しかった2つの物のうち、手に入らなかった片方を今になって揃えたり

親が「教育に悪い」と止めさせていたアレコレを貪ったり...

 

実際に心残りを清算した感想としては

なんで当時の俺はこんなものに執着していたんだろうな、というものから

コレは昔のうちに触れておくべきだったな、まで色々だった。

まぁ、自分の中に積みあがっていた何かを解体して、新しい物を組み上げる土台確保の儀式としては妥当な着地点だろう。

 

 

 

しかし、たった一つ、今となってはどうしようもない心残りが居る。

 

小学生時代、自分には友人達がいた。

たまたま出会った社交性の低いタイプの人間がゲームばかりやっている不健康な集まりだったが、当人たちにとっては気兼ねなく遊べる数少ない仲間だった。

当時としては比較的珍しく自分用のPCを持って、インターネットからあれこれ情報を引っ張ってくる情報屋だったI君

DSとPSPを両方持って周りからうらやましがられていたN君

残念ながらおぼろげな記憶すらもほとんど残っていないK君

いつも集まってスマブラXDQ9ばかりやっていたくだらない集まりの事は、今でも覚えている。

 

きっかけは突然だった。

2012年8月2日 ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン 発売

 

「新しいおもちゃを手に入れたんだ」

発売から間もなくDQXを買ったI君はそう言っていた。

「見知らぬ人との共闘や他愛ない雑談はもとより、何をするでも無くただ雑踏にいるだけでも楽しい。買ってからは夏休みのほとんどを向こうで過ごしてるよ。」

当時家にインターネットが無かった自分にとって、I君の冒険譚は実に刺激的だった。

締め切った部屋の中、大量の使用済み単三電池の山の横で未知の世界を語るI君は、自分の目には輝いて見えた。

 

程なくして夏休みは終わり、新学期になった。

喧騒と休み終わりの気怠さが学校中に満ちる中、そこにI君の姿は無かった。

否、N君とK君の姿もまた、無かった。

聞けば、N君とK君の2人がI君からDQXを勧められ、そのまま3人で学校に行かずにのめり込んだらしい。

 

それからも彼らは学校に来なかった。

辛うじて休日には集まって遊んでいたが、次第にそれも少なくなっていった。

保護者絡みで何か話が回ったのか、親からは彼らに関わるのを控えるよう咎められた。

中学校に進学した頃には集まることもなくなって、相変わらず学校に来ない彼らとの関わりは無くなった。

 

真っ当な人間から見れば、社会性を捨てる程MMORPGにのめり込むような奴とは縁を切って正解、そうなるのは時間の問題だった と見えるだろう。

だが、自分はあまり真っ当な人間では無い。どちらかといえば彼らと同じタイプの人間であり、たまたま当時インターネット環境が無かったからMMORPGに手を出せなかっただけの(もし手を出せていたら引きこもりまっしぐらの)社会不適合者予備軍である。

 

故に、あの時彼らと同じ狂気に狂えなかった事は、今も心の片隅に棘として残っている。

 

 

 

今や生きているかも分からないかつての友人達。

彼らは一体あの世界で何を見たのだろうか。

彼らは一体あの世界に何を見たのだろうか。

 

それを知る方法が1つだけある。

12年の時を経て、自分もそこに向かうことにした。

かつて彼らが見た景色の片鱗がそこに在ると信じて。

 

 

日和ったので一先ずは体験版から

 

自由研究 「狐娘のじゃロリババァはどこから生まれたのか」

皆様は狐娘のじゃロリババァを知っているだろうか。

のじゃロリ狐娘ババァでものじゃロリババァ狐娘でも構わない。

というかどの並べ方が正しいのかわからん。誰か教えて。

 

それはともかく、一見するといろいろ属性を盛りすぎて訳わかんないことになっているように見えるこの概念だが、実際には「狐娘のじゃロリババァ」で一つのジャンルで扱われるレベルでこの組み合わせが浸透している。

「狐娘」も「のじゃロリ」も「ロリババァ」もそれぞれ個々のジャンルといえるほどポピュラーなものだが、なぜかこの組み合わせに限っては独立したジャンルになっている。

それはいったいなぜなのか?

いったい何処の狂人が狐娘のじゃロリババァという悪魔融合を行ってしまったのか?

その真相を探るべく、我々(一名)はインターネットの深淵に潜ることにした。

 

まずこの概念にあてはまるキャラクターを見つけるところから始めるのだが、幸いにも私には心当たりがあった。

PS2ゲーム「ナムコクロスカプコン」に登場する

小牟(シャオムゥ)というキャラクターだ。

Un gioco in arrivo per la protagonista di Namco x Capcom? – ST Games 

見た目はこんな感じ。

 

問題はこの小牟が狐娘のじゃロリババァ条件を満たすかであるが、

狐娘→見た目の通り

のじゃ→のじゃではないが古風な口調で話す

ロリババァ→ロリかどうかは微妙なところだが外見年齢と実年齢の乖離があり、

      作中で他キャラから若作り等の発言をされる

多少差異はあれどおおむね条件を満たしているといってもいいだろう。

これに加えてサブカルオタクやM属性も持っているという豪華仕様でもう属性盛りすぎて訳が分からないよ。本編ではいい子だけども。

そして一番重要なのがこの狐娘のじゃロリババァのテンプレートみたいな小牟が生まれた時期であるが、ナムコクロスカプコンの発売日はなんと2005年5月26日である。

2005年である。

一部の人にわかりやすい例えをすると、ふたりはプリキュアの2シーズン目が放送してた時期ですよ。今でこそ大きいお友達に愛されるプリキュアの黎明期ですよ。

そんな時代の狐娘のじゃロリババァかぁ...

 

 

 

これ正解引いたのでは

 

 

 

いやまぁ実際にはすべての属性が2005年時点で完成していたわけではなく後発の作品で補強された部分がかなりあるのだが、それにしても思った以上に古い時期でここまで完成度が高い狐娘のじゃロリババァが存在していたことが驚きですよ。

ナムカプ昔遊んだけどてっきり2008辺りに発売と思ってましたから改めて調べて本当に驚いた。

 

まぁとにかく2005年というのが一つの指標になったので、ここからはこれ以前の時代で探していけばきっと正解にたどり着けるんじゃないかな。

と軽い感じで進めていたのだが、ここで大きな壁にぶち当たってしまう。

2005年以前には、イラスト投稿サイトがないのだ。

私自身は2005年時点で幼稚園児だったので当時の作品をそんなに知らないため、大規模な創作系のサイトを足掛かりにして調査を進める予定だったのだが、ここで思いっきり出鼻を挫かれてしまった。

残された方法としては個人の創作サイトを漁っていくという方法があるにはあるが...

これに関しては別件で似たようなことをやったことがあるため分かるが、たいだい閉鎖済みなので正直あてにならない。

つまり何が言いたいかというと、

 

ざんねん!

わたしの じゆうけんきゅうは ここで おわってしまった!

 

 

本当に手詰まりですありがとうございました。

 

本当は右往左往しながら調査する予定だったのがピンポイントでナムカプを初手引きしたので進展がなくなってしまったなぁ...

 

ということで2005年以前のサブカルや同人分野に詳しい方、もし狐娘のじゃロリババァに心当たりがあったらこの研究を引き継いでください。

私は久々に小牟に会いたくなったのでPXZ2買ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

電脳廃墟探索録 その0

唐突な自分語りになるが、僕は古い個人サイトを探して見るのが趣味だ。

移ろいの激しいインターネット文化において、消えずに残り続けた古い時代の遺物。そんなものをわざわざ探して漁る僕の気分は墓荒らし。

ある種冒涜的なこの趣味で見つけたものは、相応に価値のあるものばかりだ。

例えば、今はもう昔のコンテンツとなった作品の全盛期のファンサイト。

数枚のイラストだけを載せたまま更新の止まったイラスト置き場。

一作だけ作品を出した後、足取りのつかめぬまま活動を辞めた同人ゲームサークルHP。

本来ならとっくに消えていたであろう遺物を掘り起こし、その当時に思いを馳せる。

この特異な趣味の中で、これまた特異な発見や経験をしたことが少なからずある。

その経験や発見を、備忘録としてこれから書き残しておこうと思う。

記事のタイトルは、昔友人にこの話をしたとき言われた一言から。

「お前は何というか、電脳廃墟探索者とでもいうべきか」